夢のあるお話
探査機「はやぶさ」についてはもういろいろなところで報道されていますが
明日には日本にカプセルが届くと思います。中に小惑星「イトカワ」の砂が
入っていることを願いたいものです。
さて、この「はやぶさ」は小惑星「イトカワ」に着陸する前に着陸場所を
知らせる「ターゲットマーカー」を投下したのですが、そこには88万人の名前が
記されています。日本惑星協会が当時募集していたもので、私の名前もその
ターゲットマーカーの中にあります。ターゲットマーカーが今も小惑星
「イトカワ」にあると思うとロマンを感ぜずにはいられません。
サテライト通信をやっている方ならばわかると思いますが、電波は簡単に宇宙空間
に放出されます。その電波は今も宇宙空間を進行しているはずですね。
電波は1秒間に30万kmの速さですから、仮に25年前の私のCQの音声が宇宙空間に放出
されているとすると、電波の移動距離は
3600(秒)×24(時間)×365(日)×25(年)×300000(km)=236520000000000km
となります。簡単に25光年と言えばいいだけなのですが、夢のある話なのでkmで
出してみました。
25光年先には何があるのでしょうか?
有名なところではこと座のα星であるベガが約25光年先にあります。
もしかしたら私のCQがベガまで届いているかもしれません。