BCL回帰の夜

今週は事情により会社を休んでおります。
ただし無線の予定はありません。

夜中に何回か起こされるのでまとまった睡眠が取れませんが
一度起きてしまうとなかなか寝付けないもの。
部屋に戻ってダンボールをガサゴソ荒らして短波ラジオを持ち出してきました。
小学生の頃に親にねだって、今は無き「カクタX-1」買ってもらった30年以上前もの、
TRIOのBCL-11という初心者向けの短波ラジオです。
こいつとは長い付き合いで、学生時代に金を貯めては外国に遊び回っていた頃も
いつもそばにおりました。外国にいた時はラジオジャパンNHKの国際放送を聴いておりました。

今回、室内からなかなかDXは聞こえませんが、それでもあやしげな北の国の電波を捉えることが出来ました。

私はBCL→ちょっとだけSWL→HAMという当時としては当たり前の経歴ですが
ラジオ少年だった小学生の頃を思い出しました。

あやしげな北の国の電波が何を言っているのかを知りたくて中学生から
かの国の言葉を独学で勉強していました。(今ではすっかり忘れましたが)
まだNHKで語学講座が始まる前の頃で、当時かの国の言葉を勉強するのは
警察と自衛隊、それに一部の物好きくらいのものでテキストもなかなかありませんでした。
かの国の数字の読み方は「乱数放送」で覚えました。HI。

話が脱線してしまいました。
おかしなものでラジオを聴いていると寝つきがいいんですね。
寝られない夜には寝転びながらのBCL。これに限ります。