コンテストドナー制度のゆくえ

 先週末のJARL理事会報告がJARLのHPにUPされました。
そこにはJARLコンテスト委員会からドナー制度とメダル廃止、有償の盾発行制度の提案
が出されたことが報告されています。
具体的には

(1) ドナー制度の廃止提案とこれに伴う規約改正
(2) ALL ASIAN DX コンテストのシングルオペ・オールバンドとマルチオペシングルTX 及びマルチTX の各大陸第1 位の局に贈っているメダルの廃止提案とこれに伴う規約改正
(3) 盾の有償発行制度の提案とこれに伴う規約改正

そのほかにもALLJAコンテスト開催日についての提言、50MHz帯コンテスト周波数の変更について提案されています。

理事会ではドナー制度についてはコンテスト委員会に差し戻すこととし、それ以外について賛否を取りコンテスト委員会の答申どおりに変更することになりました。

なので今後のコンテストの規約が一部変わることになりますのでご注意ください。

 さて、私は今年もALLJAコンテストのコンテストドナーに申し込みをしていたのですが、JARL事務局から「今年については何も決まっていません」というつれない返事を2度もらっておりました。規約にはコンテストドナーはコンテスト開催の2ヶ月前までに申し込むことになっていることからこのままでは時間切れになってしまうと危惧していまして、コンテスト委員長のJS1OYN局にメールを出しておりました。OYN局からは理事会が終わってからお知らせしますとご丁寧な返事をいただいておりましたので結果を待っているところでした。OYN局からは理事会報告がHPにUPされた後にメールをいただいております。
 とりあえず今回の理事会でドナー制度は継続されることになりましたが、ドナー制度がJARL事務局のマンパワー不足からか事務手続きに種々の問題が発生しているということなので今後どうすればよいか考える必要があるようです。

ご意見・ご提言があればコールサイン@jarl.comまでお寄せください。