増える祈りの日

昨日は震災から1年ですが、東京の下町では3/10も祈りの日です。

東京大空襲から67年。山の手のほうは知りませんが、子供の頃から3/10
は祈りの日でした。一晩で10万人亡くなっていますから。なので8/15は
通過点という感じです。

9/1は関東大震災の日・・・89年前ということもあってこちらはかなり風化
していまして、感覚的には「避難訓練の日」です。こちらも死者行方不明者10万人。
東日本大震災がいずれこうならないように願っています。

1/17は阪神淡路大震災。私自身初めて向き合った震災でした。

このように祈りの日が増えていくたびに日本はいかに災害が多い国かと
改めて感じます。

ちなみに地震の被害想定で最悪のケースとはだいたい冬の夕方に発災することを
想定しています。それだけ火災の影響が大きいというのは関東大震災のケースを
引きずっているのですが、時代は変わっています。関東大震災当時にはまだ地下鉄
も走っていませんでした。東京湾津波と地下鉄の関係など国の一部には真剣
に検討しているという噂もありますが、まだまだ経験したことの無い災害がある
だろうと思います。考える余地は多そうです。