北大東遠征 準備編3

さて、北大東行きが決まりました。
いろいろ相談に乗っていただいていたCAD局に報告するとCAD局から

「私のブログでQSPしますか?」

とのお話。このブログは認証が必要なクローズド形式のブログですし、
今回はよりニーズの高いところなのでQSPも必要かなとCAD局にお願い。
CAD局のブログに私の移動予告が出て、その翌日にはぷちの掲示板にCAD局の
ブログの引用という形で私の移動予告が掲載され、それ以来このブログの
閲覧数がいつもの数倍に、またtwitterのフォロー数も増えていきました。

この時点で「ちょっとまずいかな」と。
というのはCWは今までもかなりの猛パイルもそれなりに捌いていましたので心配はしていないのですが、SSBのパイルを捌けるかな?と。

クラスターで改めて確認すると、この9月から始まったZAアワード以降で
北大東村のQRVの実績がないんです。もうこれはぷちアワード狙いの局だけで
なくZAアワードで市町村の交信数を競っている局が一斉に呼んでくることは
火を見るより明らか。そこでCAD局に「ちょっと不安なんですよ」とメールしたところ、CAD局のブログで呼び倒しなどしないでマナーを守ってくださいと再度QSPしていただいたのですが、この不安は残念ながら後日的中してしまうことになりました。

12月の初めは出張続き、前日も06県日帰り出張で落ち着かないまま当日を
迎えました。

羽田空港までは車、空港駐車場に止めてから改めて荷づくり。なにせ普段家から運用することがないので、車の中に無線の設備全部あるわけです。ここで荷物の蓋はしまらない、アンテナを入れる釣竿入れはチャックがうまく締まらないはと悪戦苦闘。
ようやく手荷物カウンターに行くと預ける手荷物の重さが21kgとわずかにオーバー。普段ならそのまま追加料金を払ってしまうのですが、行き先を聞かれ「北大東」と答えると手荷物は20kg以内にしてくれと指示が。
私は東京→那覇ANA、そこからJAL系列のRACに乗り換えるのですが、航空会社の系列が違うのでそうしてくれとのこと。荷物から同軸とサブリグFT817NDを抜いて自分のリュックに詰め込んでようやく手荷物はパス。
すると今度は保安検査で引っかかった。
以前、那覇空港でFT817NDが保安検査で引っかかって「バッテリーの種は?」
と聞かれ「ニッケル水素」と答えなければならないところ

「リチウムなんとか・・・かな?」

と言って係員から

「バッテリーの蓋を開けろ」

という事態になってしまった経験があったので

「ニッケル水素 ニッケル水素」

と呪文を唱えていたら、そうではなくて同軸が入っているビニール袋が引っかかっていました。
袋の中に半田ごてとラジオペンチ、ニッパーを入れているのを忘れてました。
そういえばさっきとっさに詰め込んだっけ。

「これ持ち込めません」「もう一度手荷物からやり直して」と宣告。

もう一度手荷物でそれらを預けなおしてようやく機中に。
時間ぎりぎりに空港に行っていたらこの時点でアウトでした。

那覇行きのANA便はオーバーブッキングのアナウンスをしていたはずなのに
まわりに若干の空席。???状態のままドアクローズに。でもなかなか出発
しません。しばらくすると

「便を換えたお客様の荷物を下ろしているため出発が遅れております」

周りに空席ありますよ!!ANA大丈夫?それが元で那覇空港30分の延着

RACに乗り換え、

いつもの39人乗りDHC-8-Q100は団体さんがいるのでほぼ満席。
機内アナウンスで機長はSさんとのこと。
この機長の便に乗るのは何回目でしょうか。とにかく操縦がうまいので
もう安心モードです。
何の問題もなく1455に北大東に到着です。

今日同じハマユウ荘に泊まる団体さんはバスで、私と別の個人客2人は
ワゴン車でハマユウ荘へ。
1階の角部屋にチェックイン。個人客の一人が隣の部屋。
なんかお付きの方がいる偉い感じの人です。
展望台にアンテナを張る許可を改めてもらって
設営開始です。とりあえずロングワイヤーを張りまして
1616に18MHzCWでCQ、運用開始です!!