QSLカードの自筆サインについて

移動運用で交信局が増えると当然QSLカードの発行も増えるわけですが、昨日も書いたようにハムログのお陰で本当にQSLカードの発行が楽になりました。
ただカード発行が増えるに従って疲れる作業はQSLカードに自筆のサインをしなければならない枚数が当然増えるということです。
私は自らのハンドルである「KAY」と記すことにしていますが、誰もそうは読めないくらいに個性的なサインをしております。長年書き続けているとまともに書けなくなってしまいました。

JARLのアワード委員会によると
http://www.jarl.com/award/Q%26A/Q%26A.htm
A: QSLカードには、次の内容が記載されていなければなりません。

(1) 交信相手局のコールサイン
(2) 自局(QSLカードを発行する局)のコールサイン
(3) 交信年月日および時間
(4) 周波数(衛星通信の場合は、アップリンクおよびダウンリンクの周波数)
(5) 電波の型式(「SSB」「CW」という標記でも、「J3E」「A1A」という標記でもかまいません。)
(6) 了解度、信号強度、音調(CWのみ)
(7) 自局(QSLカードを発行する局)の運用場所
(8) 衛星通信の場合は、衛星の名称

となっており、必ずしも自筆によるサインは求められておりません。
DXペディのカードでもサインが無くオペレータネームが印刷されているものも散見するようになりました。

ただ私見ではありますが、ハムログのように誰でもデータ改竄や捏造が可能のようなソフトを使ってカードを発行する場合、自筆のサインをしたほうが良いと思っています。
アマチュア無線でアワード狙いの方の場合、JARLアワードではGCRも不要みたいですから現在は完全に自らのモラルに頼っているわけです。
「偽」の時代と言われる昨今、まさかそんなことは無いでしょうが、アワードを申請される方のためにもカード発行局は自筆サインをすべきだと考えます。