今度は1海特

相変わらず無線はお休み中です。
さて、6月は北海道と福岡・岡山・大阪、香川・徳島と出張しておりました。
そして福岡出張の日に昼間1海特の試験を受け、夕方の便で福岡に行ってました。
マチュアと違い、平日に試験があるというのがサラリーマンにはネックです。

前回、2陸特を取得した際に

「同じ敷地に海洋調査の子会社もあることだし、1海特でもとってみるか」

と頼まれてもいないのに勝手に受験を決意し1海特申し込んでおりました。

この1海特って何ができるかあまり知りませんが、要は国際航路の船乗りさんなら
全員この1海特は最低持っていないといけないんだそうです。

1総通とか1海通とか持っていればいいんでしょけど、そんな実力ありませんし、
今回は試験科目に興味があったので冷やかし半分での受験です。
結局2陸特同様、当日まで何もせずぶっつけ本番で臨みました。
会場はいつもの江間忠ビル。受験者は84名もいました。

さて、試験科目ですが、法規と工学に加えて英語と電気通信術があります。
英語はリスニングテストです。5問中3問以上正解しないといけません。
船舶用語が出ますが、事前の準備は特になし。
内容は英検3級程度だそうです。中1のときの英検4級しか持っていない
私には未知の世界でしたが(笑)、まぁ4問正解してました(笑)。

「QSBを伴っていないと聞き取れないんです」

落ちたらこのフレーズを使おうと思いましたが杞憂でした。

電通通信術というのははCWではなく「送話」と「受話」

「送話」はランダムにならんだ100文字のアルファベットを2分以内に
フォネティックスコードを使って読み上げるというもの。
例えば「JQTMC」ならば「ジュリエット、ケェベック、タンゴ、マイク、チャーリー」という具合。
7MHzSSBのように「ジャパン、クィーン、トウキョウ、メキシコ、コロンビア」とやってしまうと0点です。
幸いCWばかりやっていたせいか悪い癖がついていないので難なくクリア。

「受話」はその逆でフォネティックスコードで読み上げられた100文字のアルファベットを解答用紙に書くもの。
1分間100文字ペースだそうですが、思ったほど早くなくこれも難なくクリア。

法規と工学は過去問が繰り返し出題されるということで試験前にトリトンスクエアの喫茶店で2年間の過去問を解いてから
受験しましたが、過去問をやっていなかったら落ちてましたね。アマチュアと違う部分がありました。

ということで先日合格通知が届きました。合格率は50%弱でした
これから従免を申請します。

今度は何とろうかな。陸と海ときたので今度は空かな。