9/23 三海通受験&採点

今週は火〜水で鹿児島→熊本→福岡に出張、木曜は東京の本社で会議に参加して金曜日愛媛に日帰り出張と慌ただしい一週間でした。

金曜の夜の家に帰ってtwitterを見ていたら三海通の解答が出たよとの書き込みが・・そうだ三海通受けてたんだと自己採点しておりました。

三海通(第三級海上無線通信士)は試験科目が工学、法規、英語、電気通信術の4科目で科目合格したら3年以内に全科目受かればよしというものです。
試験が平日2日間に渡ってあるのでサラリーマンにはそこが一番の関門だったりします。

今回はまだ夏休みが2日残っていたのでこの試験に当てました。
でも、いままでどおり事前の勉強はいっさい無しです。

9/13
工学と法規
会場の江間忠ビル、総通と海通の試験が同時に行われていますが、三海通は200名近い受験者。船員学校の生徒さん多数受験+資格マニアのおやじ達というラインナップ(私は当然後者)です。
午前の工学はそれほどの難易度でもなく、アマチュアの知識があればほぼ解けます。これに船舶レーダーの基本知識があれば問題なし。

昼間にいつもの晴海トリトンでご飯を食べながら法規の過去問を解くもののさっぱりわからず。アマチュアの知識では解けません。遭難に関する法知識が問われます。1海特の時はnet上に解説している方がいたので直前にそれを見て乗り切りましたが、三海通の解説しているページにhitせず時間切れ。
午後の法規の問題は???のまま途中退室しました。

9/14
英語と電気通信術
英語は1総通と1海通〜3海通まで共通問題ということで200名以上の受験者です。
まずリスニングテスト。1海特より文章が長く早いです。
7問中3問以上正解しないと残りが出来ても不合格となります。
リスニングテスト後に長文読解2題と和文英訳問題の試験。
高校英語程度の難易度でさほど難しくはありません。
前日netで見たところ、

「distressの意味だけは覚えておけばなんとかなる」

との書き込みを発見しましたが、確かにやたらと

「distress」

が文中に出てきます。この意味がわからないとoutだなと実感しました。

午後は電気通信術。送話と受話は1海特でやったので問題無と思っていましたが三海通ではこれにプラスして直接印刷電信の試験もあります。

まず受話試験。これは楽勝。

次に初体験の直接印刷電信試験。これは英語の平文電報をノートパソコンに打ち込むものですが、間違えると「ピーン」と電子音がなって正解するまでその先を打ち込めないようになっています。5分間で電文を入力できればOKです。練習もやらせてもらえますが、電文には文字だけでなく数字とコロンやカンマなどの特殊記号も入っていますし、スペースと改行も指示されていてそこで間違えると

「ピーン」

と電子音が鳴ります。
受験者が多かったので小1時間ほど待ってから直接印刷電信を受験。

平文電報なので英語のスペルがわかるものはサクサク入力できます。
が・・・途中で

「ピーン」

えっ?間違えていないのにと同じところを連打したものですから

「ピーン」
「ピーン」
「ピーン」「ピーン」「ピーン」と電子音も連打。

電文を読み返すとコロンを打っていないことがわかりようやく先に進めました。
一応5分以内に全部入力出来たのでOK。
送話は欧文暗文をフォネティックスコードで読み上げるというもの。
2分以内に100字読み上げなければなりませんが私は1分4秒で終了。試験員から

「君は速いねぇ」

と感心されました。パイル捌きが生かされたのでしょうか。
ミスは無いとのことでしたので電気通信術の科目合格はこの時点で確信しました。


で、自己採点。
工学と英語も合格点でしたが法規が不合格となってしまいました。
三海通は年2回しか試験が無いので次は来年3月です。
年度末で厳しいかなぁ。
法規は本を買って勉強するか。

追記
試験結果の通知が届きました。
やはり3科目合格、法規は不合格となりました。
昨日、秋葉原に寄った際に法規の教科書を購入。
3300円と激高。