いわき市「海楽」Aセット


今回、業務でいわき市に6年ぶりに行きました。
当初大阪出張の予定だったのですが、急遽会社の上のほうから「いわきに行って来い」と指名されました。本社で暇そうにしていて、且つ福島の地理に詳しいということから白羽の矢が立ったとのことでした。それとも大阪出張が決まってから業務時間中にネットで「粉もん」の店の市場調査ばかりしていたのがバレたのかもしれません。
いずれにしてもこれからちょくちょくいわきに行くことになりそうです。

 以前はいわき市小名浜や平に営業所があり、福島市から2週間に1回くらいの頻度でいわき市はじめ原発の避難区域になっている相双(そうそう相馬・双葉)地区に行っておりました。アマチュア無線をされている方は町村名には詳しいと思いますが、私はいわき市を筆頭に浪江町大熊町双葉町楢葉町広野町、旧原町市(現南相馬市)で仕事をいただいておりましたので今回の事態は人ごとではありません。ニュース映像を見ただけであの町のこの辺りというくらいまではわかります。

いわき市は震災以来1万人の市民がいわき市を離れたそうですが、相双地区の市町村から約2万人がいわき市に避難のため流入したため、市内のアパートは全く空きがない状態とのことでした。

さて写真は当時からいわきの平地区に行く度に通っていた定食屋「海楽」の刺身付き煮魚定食(Aセット)です。今回このお店も6年ぶりです。
6年前まで通っていた際はおかみさんと息子さんの2人で店をやっていましたが、この6年の間におかみさんがお亡くなりになり現在は息子さんお一人でお店を続けておられます。赴任した14年前は四ツ倉に店がありましたが現在は平にお店があります。
このお店は決して期待を裏切らない味とリーズナブルな価格が魅力でして、写真のAセットはお値段800円です。
開店30分前には地元の人たちが駐車場に車を停め始めます。